【メキシコグルメ】プエブラ名物料理 チレスエンノガーダ
最初の投稿で紹介したプエブラ郷土料理の
chiles en nogada チレスエンノガーダ。
この料理は7月ー9月の期間限定の一品。
なぜかと言うと、トッピングに使われているザクロの実がとても大事で、このザクロの実がある季節のみのお料理。
ポブラーノという大きい唐辛子の中に、挽肉、りんごやマンゴー、干しぶどうなどのフルーツ、野菜を炒めたものを詰め、クルミのソース(ノガーダ)を上にかけ、最後にザクロの実をちらす。
唐辛子... 緑
クルミのソース... 白
ザクロの実... 赤
メキシコの国旗の色になるんです!
ただこのお料理、とてつもなく手間のかかる料理なんです。
クルミは皮を丁寧に剥ぎ、少しでも残っているとソースに渋みがでてしまう、そして白いソースに茶色が混ざってしまう。この工程が1番大変だそうです。
唐辛子も一度焼いて皮を取り、切れ込みを入れて中の種をきれいに取り除く。
用意するのに2日かかると友人は言っていました。
そんな手間隙のかかったチレスエンノガーダ。美味しくないわけがない!!
フルーツが入っているので少し甘めのお味。
初年度に食べた時は、甘くてデザートみたいだなーと思い、またボリュームたっぷりの一品なのでそれだけでお腹いっぱいになってしまい、あまり好みじゃないかもと思っていましたが、翌年から私もメキシコ料理に完璧になれ、この甘みも美味しく、一年に一度のイベントのような感覚で楽しみにしています。
是非、期間中にメキシコに旅行された際は召し上がってみてください!
2人で半分づつでも十分な一品なので、他のメキシコ料理と共に楽しんでください!