ハンドメイド品の宝庫 オワハカへの旅
週末にドイツへ帰国してしまう友人たちとオワハカ旅行へ。
オワハカ州はプエブラ州の隣に位置し、車で約4-5時間。
オワハカ州はハンドメイド工芸品や、メスカルという蒸留酒の産地です。
私達の旅は古代遺跡のモンテアルバン(Monte Alban)からスタート。
メキシコには多くのピラミッドが存在しますが、ここはもっと古いものの一つと言われています。
紀元前1000年から紀元後1000年の約2000年存在し、山の上に位置しているモンテアルバンは雲がよく山にかかることから、自分達のことを『雲の上の人』と呼んでいたそうです。
全てのテンプロと呼ばれる神殿は東西南北に位置し、観測所のみが斜め。
凄ですよね、3000年も前に星の位置、太陽の位置から方角を出したり、石の積み方も計算されて崩れないようになっている。
遺跡の一部にはまだ壁画が残っていたり、登ることも可能です。
その後、アレブリーヘス(Alebrijes)と言う木彫りアートの町 サン マルティン ティルカヘテ(San Martín Tilcajete)へ。
この町全体がアレブリーヘスを作っている工房でいっぱい。
最も有名なのは
Jacobo y María(ハコボ イ マリア)という夫婦の営む工房。
私達はいつもこことCasa Don Juan(カサ ドン フアン)とNestor y Leticia(ネスター イ レティシア)の工房を訪れます。
毎回彼らの繊細な手仕事には驚くばかり。
アレブリーヘスの工程。
1) コパルという木を削り作品の形作り
2) 1-1.5ヶ月程の自然乾燥、ヒビ入った物を破片、粉で補修
3) ガソリンで虫殺す
4) 焼きを入れる
5) ベースカラー塗る
6) 絵柄着け
全行程に大きさにもよりますが約8ヶ月。大きいものだと1年を超えるものも。
もしこの町に訪れてお腹が空いたら、Azucena Zapotecaへ。
町の中にはちゃんとしたレストランがありません。なので町の入り口前にあるこのレストランへ。
店内はカラフルでご飯も典型的なメキシコ料理。
オワハカグルメのTlayudaトゥラユーダ。
モレ ネグロ。
次はオワハカ市の中心へ。
中央広場のソカロの隣には大聖堂であるカテドラルがあります。
また色々なギャラリーやメスカル屋さんが中心にはあるので、歩いて色々なお店に入ってお気に入りを発見。
素敵なレストランやバーも沢山。
私のお気に入りは
Pitiona ピティオナ
Cocina de autorと言われる小さなポーションで6品、9品出てくるコース料理。
シェフお勧めの一品が次々と出て来ます。
是非。
Los Danzantes ロス ダンサンテス
素敵な空間のレストラン。洗練されたメキシコ料理です。お昼に行くと明るい店内でとても気持ちがいいです。
レストランの外には素敵なショールやポンチョなどがあるブティックが。
私達もポンチョを二つ購入しました。
Casa Abuela カサ アブエラ(おばあちゃんの家)
ソカロの角の二階に位置するレストラン。
カジュアルでホームスタイルのメキシコ料理が楽しめます。
Catedral カテドラル
ソカロから1ブロックの角にある素敵なレストラン。
アコースティックギターのライブミュージックがあったり、心地よい音楽と美味しい料理。
オワハカにいるんだから、、、と、食後は毎回メスカルで乾杯。
お店の人に言えばテイスティングしてからどれを飲むか決めれるので是非聞いてみてください。
これにて初日終了。
2日目は世界一大きいと言われている『木』 トゥーレ(Ture)を見に。
2000年以上もの樹齢。
写真では収めきれない大きさです。
その後、メスカルを生産している酒蔵へ。
メスカルについては次のブログにて詳しく書きたいと思います。
オワハカは見所沢山。
今回は時間がなくいけませんでしたが、
天然のプール
ハンドメイドカーペットの町
刺繍工芸品の町
など、まだまだ沢山!
是非メキシコ旅行の際には訪れてください!!